The UJIPRO Presents...


母が 私にバレエや日舞など習わせてくれました
汽車の中で見知らぬ人から「この子はテレビに出るような顔をしている」と聞いた母が私を劇団に入れてくれたのです
子役時代は古賀政男先生のご自宅で声楽とピアノのレッスンも受けていました

浅村厚子

な、な、なんと! ☆浅村厚子さま、ご本人さまより、とても貴重なお話を賜りました。加えてあたたかいご配慮の数々まで。心から、心から感謝御礼申し上げます(_ _)

◆ Atsuko Asamura ◆
◆ Born on August 13, 1956 ◆
◆ 劇団ひまわり(幼稚園の頃から)→東映児童演劇研究所(小学四年生ぐらいから) ◆
◆ 豊島区立池袋第二小学校→豊島区立池袋中学校→私立武蔵野高等学校 ◆
◆ 「中学では秋谷陽子さんと、高校では桑原友美さんジャイアントロボオーラシャキーンと一緒でした」 ◆
◆ 資料提供/浅村厚子さま(えーい控えおろう!ご本人さまなのじゃ〜!激!!感謝×2) ◆

◎テレビ『笑えば天国』(CX)‥‥「収録後、堺俊二さんが、わざわざ家までお車で送ってくださって。有島一郎さんも、ご出演なさってましたよ」。
◎テレビ『弁慶』(NTV)1965‥‥丹波哲郎さん入江若葉さんの子供(子玉虫)役。太田博之さんも出演。「撮りは一日ぐらいだったのですが、(撮影用の、襟の部分が)十二単を、着られたことが、すごく嬉しくて」。
◎テレビ『すかぶら大将』(CX)‥‥スタジオ収録。「渥美清さんが魚をさばくシーンが印象に残っています。ウロコの剥がし方にも名称があるみたいで。詳しくご存じでいらっしゃいました」。
◎テレビ『シャボン玉ホリデー』(NTV)‥‥劇団ひまわり在籍の頃。植木等さんがいきなり楽屋に入ってきて「どうも〜〜元気!これ良かったら食べて」とバナナの束(注:当時はマスクメロンほどの高価な果物)をど〜んとくださいました。上原ゆかりさんもいらっしゃったよ。私は園まりさんのひざに乗せていただいての収録でした。
◎テレビ『チャコちゃんハーイ!』(TBS)1965‥‥四方晴美がレギュラーだったシリーズ。「給食の時間に、チャコちゃんがアサリの味噌汁が飲めないというシーンで、私はその後ろの席で美味しそうに飲み干す演技なのですが、ほんとは私はアサリが嫌いで、無理して飲みました;」。
◎テレビ『河童の三平妖怪大作戦』#08(NET)1968/11/22‥‥サブタイトル「呪いの泥人形」。大スターオーラばちこーん! 話しかけづらいよー(>_<)(?)の松井八知栄や、金子吉延、牧冬吉と共演。「あっ、あと real アオダイショウ2〜3匹とも(!)。後で逃げちゃいましたけどネ(爆)」。ロケは東京都北区西ヶ原の旧古河庭園や箱根大涌谷などにて。LD&DVD化されています。「小学6年生の夏ごろでした。学校の修学旅行と撮影が重なってしまい、私は日光(栃木)を優先させてしまったのです(共演のお兄さんに聞いた一言を信じて(!))。そうしたら、大変、大騒ぎになり、私は連れ戻されてしまいました。事務所からも怒られ、『大女優・鈴木光枝さん(妖怪役)のスケジュールを乱すとは何事!』と。次の日しょんぼり、撮影に行ったら、この岩窟のシーンで……。もう、めちゃくちゃ痛くて苦しかったです。息ができないんです。特撮ではなく、ほんとうに縛られて吊るされたので。息をするたびに体が締めつけられて。だんだんきつく。なんか、お仕置き? なのかなーって、ちょっぴり思いました(笑)」。
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◎テレビ『頑張れ!かあちゃん』レギュラー(NET)1969/04/03 - 1969/09/25‥‥撮影は小6の秋から翌春にかけて。市原悦子や大坂志郎、新克利と共演。「それまで舞台をなさっていらっしゃった市原さんの、初テレビご出演作品だと思います。大坂さんの本妻が亡くなり、お手伝いさんだった市原さんが新しいお母さんになるのですが、私(長女役)はなかなか馴染めず、反抗して。最終回近くになって仲良くなっていくといったストーリーでした。ほんとうに市原さんには、とてもお優しくしていただきました。お正月に、ご挨拶のお電話をいただいたり、寒い時季の撮影、私たち子役は撮影所(練馬大泉)でコタツも使わせてもらえなかったのですが、市原さんがスタッフにお声かけてくださって」。
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 中学1年生のときに観た映画『ローマの休日』は感動しましたよ〜。初めて、自分の意思で見に行こうと、思ったような。☆Audrey Hepburn、憧れました。芸能のお仕事が、こういう世界につながることを感じた瞬間でした。

◎テレビ『変身忍者嵐』#46(NET)1973/02/16‥‥サブタイトル「見よ!妖怪城の扉が開く!!」。高校1年生。菊容子と共演。「後年、事件のことを耳にしました。ショックでした……」。
◎テレビ『どっこい大作』#21(NET)1973/06/04‥‥サブタイトル「売ってたまるか男のホコリ」。金子吉延クンと、久ッしぶり〜の共演♪ 「それまでも東武東上線の車内でバッタリ会ったりしてて(*^_^*)。いじわるで、からかったり、するんですよ〜」。
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◎テレビ『プレイガール』#236(TX)1973/10/08‥‥サブタイトル「女一匹くれない仁義」。
◎映画『海のあした』(学研)1974年‥‥脚本/須崎勝弥。高校2年生の夏休みに。遠藤薫と共演! 「今も思い出です! 三重県鳥羽市の民宿に一ケ月間泊まり込んでの撮影でした。海女を演じたのですが、こう、プロっぽく垂直に潜るのが、難しくて。泳ぎは平泳ぎぐらいしか、できなかったので。あとお食事が……。貝や海老って、あまり好きじゃないのですが海の幸の宝庫。でも宿の方が鶏肉などの特別メニューでもてなしてくださって。遠藤(薫)さんは、毎食、笑顔でしたけど(笑)。この作品は、教育映画部門最優秀賞をいただき、有楽町の朝日新聞社に、監督、製作、出演者全員で行った受賞式でした」。
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◎映画『男組おとこぐみ』(東映)1975年‥‥監督/内藤誠。主演/星正人。
◎映画『お祭り野郎・魚河岸の兄弟分』(東映)1976年‥‥監督/鈴木則文。主演/松方弘樹。遠藤薫と共演。
◎映画『男組少年刑務所』(東映)1976年‥‥監督/岡本明久。主演/舘ひろし。武井みどりや大関優子、大森不二香、蓮見里美、大城信子らと共演。生徒役だったのですが、私以外の子はみんな休憩時間に彼氏の話題で盛り上がっていました。私は、とても内気だったと思います。ボーイフレンドもいませんでしたし。女子高だったので、先生が眩しく見えたりして。

 小さい頃から、現場へはいつも付き添いなしで通っていました。じつはオーディションに落ちたという覚えがなくて。なんか、受かってしまうんですよね〜。でも学校を休まざるをえなかったので、クラスではいじめられることも多かったです。控えめで、自分を前に出せない性格は、中学、高校へ進んでも変わりませんでした。心のどこかに、『これは自分からではない、大人たちから、やらされているシゴト』といった思いが、ずっとありました。高校3年生のとき、芸能活動を辞める決心をしますが、「まわりのみんなのようになりたかったです」。次の仕事が入っていましたので、ものすごく怒られましたが……。

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 と、おっしゃる「今の!」浅村厚子さま、ご結婚なさりお子さまにも恵まれ、眩くお幸せそうなお姿! お仕事で写真をお撮りになる機会も多いとのことで、充実の毎日をお過ごしでいらっしゃいます。「母は、有難い人でした」とも、お言葉下さいました。
 不肖筆者、緊張の時間でございましたデス。やはり、この時代の☆スターの方は特別!! なのでございますデス。Autumn 2004.


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